2月27日に例会を開きますので、ふるってご参加ください。
初めての方も気軽においでください。
今回は、ミニコンサートを実施しますので、日頃の練習の成果を楽しく発表しましょう。
〔ひろしま三線クラブ例会〕
日時:2月27日(土) 午後6時~9時
場所:広島市東区民文化センター
◎二次会もありますので、気軽に参加してください。
前回2月13日の例会の様子を報告します。
多少の変化はあるものの、おおむねこのような内容でやっています。
〔練習内容〕
18:00~19:45 | 〈各自練習・入門教室〉 今回の会場は和室でした。部屋のあちこちでは、個人練習をする人、初心者にアドバイスをする人、二人でエイサーの地謡(スーリー東)を練習する人、21周年記念コンサートで踊る「証城寺の狸囃子」の振り付けをする人等々、それぞれが楽しく語らい、練習をしていました。 |
19:45~20:15 | 〈合同練習〉 全員で課題曲の練習をします。三線だけを合わせる人、歌だけを楽しんでいる人もいます。参加の仕方は自由です。練習曲は、 ・安里屋ゆんた ・芭蕉布 ・肝がなさ節 ・芋ぬ時代 ・えんどうの花 ・花 でした。今回は開始が遅かったので、この程度の曲数になりましたが、普段は1時間ほど行っています。 |
20:15~20:30 | 〈近況報告〉 参加メンバーが一人ずつ最近の出来事、思ってることなどを報告し合います。風邪が治らない、練習をサボっている、どこそこへ出かける、三線クラブとの出会いに感謝しているなどの報告や、沖縄関連イベントの案内、施設でのボランティア演奏の参加呼びかけなどもありました。 |
20:30~21:00 | 〈21周年コンサート課題曲の練習〉 「汗水節」の原曲を聴いてもらい、八重瀬町「汗水節大会」の課題工工四で練習しました。コンサート本番では、1~3番を八重瀬町版で、4~6番を現代のスタイルで演奏する予定です。 |
21:00~ | 会場近くの店で楽しく盛り上がりました。 |
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2月13日に例会を開きますので、ふるってご参加ください。
初めての方も気軽においでください。
今回は、21周年記念コンサートの課題曲「汗水節」の練習をします。
2013年に確認された「汗水節」の原曲と思われる資料が入手できましたので、ミニミニコンサートとして歌ってみたいと思います。お楽しみに。
原曲についての説明は、下記の〔汗水節の原曲について〕をお読みください。
〔ひろしま三線クラブ例会〕
日時:2月13日(土) 午後6時~9時
場所:広島市東区民文化センター
◎二次会もありますので、気軽に参加してください。
※2月27日の例会ではミニコンサートを実施しますので、発表の準備をしておいてください。
〔汗水節の原曲について〕 「汗水節」は昭和3(1928)年に仲本稔氏によって歌詞が公表され、翌年には宮良長包氏によって曲がつけられました。しかし、これまで楽譜などが出版されることはなく、原曲がどのようなものかは不明のままだったようです。現在多くの歌い手によって歌われているものは、歌詞・曲ともに原曲とは異なるのではないかと考えられていました。実際、仲本稔氏の出身地である八重瀬町(当時は、具志頭村)にある『汗水節之碑』 に刻まれている歌詞や八重瀬町主催の「汗水節大会」で指定されている工工四などは、CDとして市販されているものと異なっています。しかし、八重瀬町のものが原曲かどうかも不明でした。
と ころが、2013年に原曲に最も近いと考えられる歌詞と楽譜が掲載された資料が見つかりました。確認者である大山伸子氏によると、
「昭和4年に学校や市町 村役場、官公庁などに配布されたガリ版刷りの楽譜が確認できたのである。昭和4年、迫り来る戦争の足音をいち早く察して、北部の伊是名国民学校に転勤した 大城政秀教諭が、戦時中そのコピーを音楽帳に数枚はさんで大切に保管していたものという。戦争被害のなかった伊是名島であったため、幸いにも楽譜は無傷で あった。それは、作詞者仲本稔の長男、薫氏(八重瀬町具志頭在住)が、稔氏の遺品を整理したところ見つかったもので、作品の事実確認のため、筆者と三木健 氏(宮良長包研究家)が立ち会った(2013/11/13)」(大山, 2014)ということです。(当時の琉球新報の記事)
資料に掲載された楽譜によると、三線は二揚で演奏するようになっています。曲調は八重瀬町版に近いものですが、やや技巧的なフレーズも含まれており、少し違った趣になっています。
(文献) 大山伸子(2014):「宮良長包の音楽教育活動に関する研究(8) 教育誌『教育音楽』を手掛かりに」 沖縄キリスト教短期大学紀要, (42): 11-24 |